薬剤師と医師の収入
日本ではひと昔前まで、医者が診察から調剤まで行う形が当たり前でした。
海外では、医薬分業が進んでいたので、医者と薬剤師の役割を分けて、それぞれの専門職としていたのですが、日本では、医者が絶対的な権力をもっていて、薬剤師といえば、町の薬屋さんといったイメージだったのです。
しかし、日本でも医薬分業がはっきりとなされたために、薬剤師の地位向上と共に、医者の横暴ともいえる調剤の抑制にもなったのです。
病院や診療所の利益は、診療費や入院費などの医療行為についての利益でありますが、医薬分業がなされる前は、薬剤に対する収入もあったのです。
つまり、病院や診療所などで、薬剤が出れば出るほどに収入が入る事になります。
そのため、特に必要のない様な薬剤を処方する医者も横行していて、患者は飲む必要のない薬剤を飲み、薬剤費も払っていた事になります。
ですが、医薬分業ならば、薬剤は調剤薬局などが調剤しますので、薬剤の料金にとっては医者になんのメリットもなくなります。
そうすると、意味のない薬剤を処方する必要もなくなりますので、患者の負担も軽くなりましたし、国に対する負担も減る事になるのです。
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